銀行との賢い付き合い方 資金調達方法 ~日本政策公庫編~

こんにちは、上村です。円安が大きく進んで1ドル140円で推移しています。

私どものお客様でも円安や原材料価格の高騰による仕入れ値が上昇しているというご相談を受けます。

そんな中でやはり頼りになるのは銀行借り入れです。また、調達窓口を確保することも大切ですね。

今回はそんな調達窓口の一つである日本政策金融公庫の融資についてお話します。

日本政策金融公庫の融資

次に日本政策金融公庫の融資について簡単に説明します。

実は日本政策金融公庫が創業時や初めて資金を調達する場合、一番調達しやすいと思います。
ただし、審査のポイントは民間の銀行とは少し違部分があります。

審査において、民間の銀行は決算書ベース、つまり、貸借対照表・損益計算書をベースに審査します。
一方で、日本政策金融公庫は入り口は事業計画書の妥当性がポイントです。
そして、何よりも日本政策公庫の一番のポイントは融資がスタートしたらしっかりと返済すること!

当然、返済するだろう。

と思われますがここが一番のポイントです。

実は日本政策公庫は返済について一番シビアで、遅れると相談に乗ってもらえないケースがあります。
逆に返済が正常であれば、再度の折り返しの相談が前向きに進むケースが多いのです。
返済実績をしっかりと残しておくことが次の融資につながりやすい。ということです。



ですので、融資の相談をする場合は民間の銀行へ相談するのも良いですが、おそらく最初は保証協会付融資からスタートになるでしょう。
そして、20%の負担補完のため、やりたくもない定期預金や場合によっては投資信託の購入をしなければいけません。
それであれば日本政策公庫での融資を検討されてはどうでしょう。

日本政策公庫の取り組み方がわからない、計画書の書き方がわからないなど不明点がありましたら気軽にご相談ください。
計画書の策定支援から調達金額のご相談などサポートさせていただきます。

それでは、次回はまた違うテーマでお話をしたいと思います。

財務コンサルティング、BtoB支援、事業戦略・事業承継にご興味ありましたら、

こちらまでお気軽にご連絡ください。

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